2010年7月5日月曜日

時有微涼不是風――トマトの冷製パスタ

毎日、暑い。
みなさまは、いかがお過ごしでしょうか。

ボクは、 朝早くベッドを抜け出して、 目黒のほうまで、 走ったり(ウチは世田谷)、 トレーニングをしたりしてる。

終わって高層階から、下界や摩天楼を眺め、 ストレッチをするときが、至福のひと時。

雲や風が流れ、巨大な雲影が、東京タワーやビル群をかすめる……。

こんなに暑くて体温上昇中なときは、冷めたいものが、 食べたい。

 そこで、トマトの冷製パスタ!


 ○材料(2~3人分)

・トマト 2個
・キュウリ 1本
オクラ 5~6本
・ミョウガ 1かけら
・ショウガ 1かけら
・生クリーム 50cc
・白ワイン 大さじ2
・オリーブ油 大さじ2
・パスタ 250g
・ポン酢 適宜
・塩 適宜
・こしょう 適宜

○作り方
1.パスタを袋の表示に従ってゆではじめる。
2.トマト、オクラは1.5cm角に切る。キュウリはざく切り。ミョウガはみじん切り。ショウガはすりおろす。
3.ゆで上がったパスタの水気を切ってザルにあけ、 水道水で一気に冷やす。冷やしたら、さらに水気を切って、 オリーブオイルでからめる。 器に盛ってトマト、オクラ、ミョウガをちらす。
4.盛りつけた上から、生クリーム、白ワイン、ポン酢をかけて、すりおろしたショウガをのせ、味をみて薄ければ塩、こしょうを適宜足す。

これで、できあがり。
お好みで、バルサミコ酢や、 ノリ、かつお節をトッピングしても美味しい。
生クリームがなければ、 マヨネーズというアラワザもアリだ。

この夏、気軽にお試しを。


○タイトル


「時有微涼不是風」は、古代の中国王朝の一つ、南宋(1127年-1279年)の詩人、楊万里(1127年-1206年)の漢詩の一節。

夜熱依然午熱同
開門小立月明中
竹深樹密虫鳴処
時有微涼不是風

・読み方
やねつ いぜんとして ごねつに おなじ
もんをひらいて しょうりつす げつめいのうち
たけふかく きみつにして むしなくところ
ときに びりょうあり これ かぜならず

・意味

夜になっても、真昼の熱気と同じだ。
門を開け、外に出て、月明かりの中にしばし立っていた。
竹がうっそうとし、樹が茂っているあたりで虫が鳴いた。
そのとき、わずかに涼しさを感じたが、それは風の涼しさではなかった……。




.



0 件のコメント:

コメントを投稿