2010年5月2日日曜日

目には青葉 山時鳥 初鰹 ――鰹のタタキ――

    





夕方、原稿を書いているとき、
突然、鰹のタタキが食べたい気持ちがむくむくとわいてきた。

原稿を一時中断して、車に飛び乗った。
近所のお気に入りプチ高級スーパーで買い物。
鰹は皮つきの柵か、なければ炙ってある柵を買う。


なんだか、見たことのない食材や、
前から欲しかったものが、次々とあらわれてくるけど、
今日は忙しいので、あまり見ないようにして車に乗り込む。


しかし、好物の「天の橋立オイルサーディン」は しっかり購入。

カツオは皮近くに鉄串を何本か打ち、 鉄串を持って、
コンロの直火で皮を下にして 強火で15秒ほど焼く。


他の2面も転がすようにしてサッと焼く。
皮側から三面を火力の強い炎の上部で炙り焼く。


ホントは、土佐高知でやっているように、
火力の強いわら焼きにするのが本式なんだけど、
今はわらが手に入らないので、 コンロでガッツリやっちゃいます。


IHヒータのお家ではフライパンでもダイジョウブです。
焼きながら、あら塩をパラパラとふりかける。
全面が2ミリ程度焼ける感じでできあがり。


そして、この後が肝心。 氷水でしめません。
しめると身が固くなり、 美味しさが半減してしまいもったいない。


温かいまま、切り分けてお皿に載せ、
スライスオニオンと大葉、ミョウガに ニンニクスライスを
油で揚げたものを上にのせる。


タレは、ボクはポン酢に、 すった生姜を入れて食べるのが好きだけど、
土佐では、二杯酢に醤油を合わせたもので食べるみたいだ。
お好みで、ニンニクおろしを入れると 独特のくさみが気にならなくなる。



最初に、一番大きいのを薬味とあわせてタレにつけ、 口にほうりこむ。



ウーン。
夏がやってくる。


そして、芋焼酎「玉露 白麹」お湯割りを一口。
原稿も書き終えた深夜、
「目には青葉……」とひとりごちていた。



☆ 「目には青葉山時鳥(やまほととぎす)初鰹(はつがつお)」と、
山口素堂が詠んだように、
初鰹は初夏を告げる魚として好まれている。


土佐の高知では冬場の鰹が捕れなくなる一時期を除いて、
鰹のたたきや鰹の刺身は、 一般的によく食べられている。
良い鰹はたたきにするのがもったいないと 刺身を好んで食べる人も多い。



*写真:竹中缶詰の「天の橋立オイルサーディン」。
普通のオイルサーディンよりサッパリしてる。
缶を開け温めて、醤油を少しと、ネギみじんを散らして食べ るとオイシイ。












◎知らない人ですがこんなブログもありました↓ http://coffee-greentea-tea.air-nifty.com/yakigashi/2006/01/post_58ab.html http://ameblo.jp/delicious/entry-10000175186.html





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